こんにちは(^^)
本日は表題の通り、
「変形性ひざ関節症」は女性の方がより生じやすいことを紹介していきたいと思います。
厚生労働省では、国内での変形性ひざ関節症患者数を、
自覚症状を有する患者数で約1000万人、
潜在的な患者数(X線診断による患者数)で約3000万人と推定しています。1)
発病率は高齢になるほど上がり、
50歳以降の男女比(患者割合)では、女性のほうが男性よりも1.5倍~2倍多いと言われています。
では、いったいなぜ女性で生じやすい傾向にあるのでしょか?
その理由として、以下の事が考えられています。
・女性ホルモンの減少
→エストロゲンの分泌量が急激に減る閉経後は、変形性ひざ関節症になりやすくなる
・筋肉量が少ない
→女性は男性と比べて、ひざのクッションとなる筋肉量が少なく、体脂肪率が高い
・ジャンプ着地動作にひざが内側に入るようになりがち
→変形性ひざ関節症の原因となるひざのケガをしやすい
これらの点に着目すると、お膝を支える太ももの筋肉がとても大切になってきます
当院では、YouTubeにてご自宅でできる簡単なトレーニングのご案内をしております。
重要な太ももやお尻の筋肉を鍛える内容を多く掲載しています!
(※お膝の状態により推奨できるトレーニングは異なります。トレーニング動作自体で疼痛が生じる場合にはお控えください)
【ひざ痛チャンネル】
https://www.youtube.com/channel/UCtHaciy3dsftQUgZ7sMWYCA
コロナ禍の終息が見えずなかなか外出しづらい状況も続き、筋力も衰え、体重も増えがちになりますね
そうなるとお膝への負担も増える一方ですので、自宅でできる簡単で継続しやすいトレーニングをぜひ行ってみてください✨
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出典
1:「介護予防の推進に向けた運動器疾患対策について 報告書」
平成20年7月 介護予防の推進に向けた運動器疾患対策に関する検討会
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