再生治療ができる「膝靭帯損傷」とは?

 

当ブログを見てくださっている皆さま、こんにちは(^^)

今回は、以前に再生治療の適応としてご紹介した「膝靭帯損傷」について

お話させて頂きます❕

当院でも取り扱っているPRP-FD療法は

メジャーリーガーが行われている事でも話題となっておりますが、

その損傷の程度によっても適応があるかどうかが変わってきます。

そもそもどのような病態なのか、

どのような程度であれば再生治療が可能なのか、ご紹介させていただきますねm(__)m

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

症状

急性期(受傷後3週間くらい)には膝の痛みと可動域制限がみられます。しばらくして腫れ(関節内血腫)が目立ってくることもあります。急性期を過ぎると痛み、腫れ、可動域制限はいずれも軽快してきます。しかしこの頃になると損傷部位によっては膝の不安定感が徐々に目立ってくることがあります。これは下り坂やひねり動作の際にはっきりすることが多いです。

不安定感があるままに放置しておくと新たに半月板損傷や軟骨損傷などを生じ、慢性的な膝関節の痛みや腫れ(水腫)が出現します。

原因と病態

膝関節には、内側側副靭帯、外側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯の4つがあります。スポーツ外傷や交通事故などで大きな力が膝に加わった時に、その外力の方向に応じてそれぞれの靭帯損傷を生じます。

最も頻度が高いのは内側側副靭帯損傷です。外側側副靭帯を単独で損傷することは非常に稀です。非常に強大な外力を受けると複数の靭帯に損傷が及ぶこともあります。

※上記、「日本整形外科学会」サイトより引用

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↑右膝を前から見た画像(見やすいようにお皿の骨をずらしています)

↑右膝を後ろから見た画像

 

上記のような症状を呈する靭帯損傷ですが、

完全に切れて断裂してしまったら・・・

この場合にはもう再生治療では治癒できません。

再生治療は傷んだ組織の修復や抗炎症作用がメインであり、

断裂して離れ切った組織を元通りの形状に戻すことは不可能です。

 

そのため、断裂に至る前の早期治療が非常に大切になります。

靭帯がその形状を保ったまま(千切れていない状態で)傷み、それにより痛みが生じている場合には

再生治療が適応になる場合がございます!!※確定診断にはMRIが必須です※

 

 

腱・靭帯に対して行う再生治療は?

腱や靭帯の治療にPRP-FD療法を用いる場合には、当院の「ハーフショット」が適応となります。

ハーフショットとはその名の通り、膝関節内に注射する半分量を

実質(=腱・靭帯そのもの)に注射する治療法です。

「ダメージを受けている細胞を活性化し、抗炎症・修復を促す」

という作用機序は関節内注射と同じです。しかし、

注入する製剤の量が半分、かつ直接注入となるため、

★膝関節内注射よりも低価格で治療できる

★実質に注入しても痛みが出にくい

★傷んだ部分にピンポイントに注射することができる

などのメリットがあります(^^)

 

「ふいに膝が崩れるような感覚がある」

「なんとなく不安定…」

「捻ったタイミングで傷めてしまった気がする」

このような症状にお悩みの方は、ハーフショットで適応があるうちに

治療ができるよう、是非一度当院までご相談くださいませ!(^▽^)/

☎?フリーコール 電話番号:0120-013-136

関連記事

  1. 「寒いと膝が痛くなる」のはなぜ?

  2. 人工膝関節置換術ってどんな手術?

  3. 24,000症例突破!

  4. ??筋肉痛が出た後の対応について??

  5. 変形性膝関節症と体重の関係について🍔

  6. 筋肉のつく食事方法について

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


お気軽にお問い合わせください

0120-013-712

電話受付時間 9:00〜18:00(年中無休)完全予約制