こんにちは?
本格的な夏を迎え、蝉の声が盛んに聞こえていますね??
夏の暑さに参る日々ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか^^
今回は人工関節手術とはどういったものなのかをご説明させていただきます!
まず初めに・・・
人工膝関節手術とは
- 人工股関節置換術とは、変形性膝関節症や関節リウマチによって痛んだ股関節内の骨や軟骨を削り取り、
- 代わりに金属やセラミック、プラスチックなどでできた人工関節を入れる手術です。
適応はどんな人?
- 手術の対象になるのは、進行期~末期の変形性膝関節症の人でリウマチなどで膝関節が壊れている人も手術の適応になります。
人工関節の種類
まず人工関節には2種類の方法がありTKA(人工膝関節全置換術)、UKA(人工膝関節単顆(たんか)置換術)がございます!
- TKA:膝関節全体を人工関節に置き換える
- UKA:膝関節の傷んでいる側だけを人工関節に置き換える→部分的なため全置換に比べ侵襲が少ない!
メリット
- 痛みを大幅に和らげることができる
- 安定した歩行を取り戻し、歩容が良くなる
- 脚が真っ直ぐに伸びて、姿勢が良くなる
- 他関節への負担を軽減することができる
- 活動範囲が広がり、QOL(クオリティーオブライフ)の向上につながる
デメリット
- 人工関節の耐久年数は20年といわれており、再度手術をする可能性もある。
- 骨に固着していた人工関節が経年的にゆるんできてしまったことなどが原因で再手術が必要となる方もいる。
- 手術後に麻酔がさめたとき、強い痛みが存在する。
- すべての手術と同様、人工膝関節手術にも合併症を起こす可能性があります。
- 感染について:クリーンルームや滅菌作業下で行っても完全に0にすることはできず、感染を起こしてしまう症例もあります。
- 出血について:術中に300~700mlの出血を伴う為、輸血が必要となる場面があります。
- 深部静脈血栓症・肺塞栓症について長時間同じ姿勢をとる事で血管の中で血の塊(血栓)ができ、肺などに飛んでしまう疾患です。入院中は血流を良くするストッキングを装着しますが、血栓ができてしまう例も中にはございます。
- 膝の角度が90度以上曲がりにくい。
リハビリ期間
術後に必要なリハビリ期間は6か月~1年と言われており、3~4週間の入院期間を伴います。
このようなことから、人工関節手術にも様々なメリットとデメリットが存在します。
実際に手術が怖かったり、手術の跡が残ることに懸念点がある方、激しいスポーツを今後も続けたいというお気持ちの方もたくさんいるため、
手術か他の治療か悩まれている方が居ましたら、ぜひ一度当院にご相談ください^^
当院では「きらない膝治療」を掲げて、ご自身の血液や脂肪から取った細胞を使用した治療をメインに行っており、
ご自身の血液や細胞を使用するため副作用の心配はほとんどなく安心して受けて頂ける治療です。
方法はどちらもお膝に注射をしていくものになります。
膝の中の環境を良くするとともに、毎日膝を支えてくれいている筋肉に対しても、トレーニング方法などお伝えさせて頂いております!
詳しくお話を聞きたい方は是非一度こちらにお問合せ下さい。
初診の方はこちらよりどうぞ
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